
建物の外壁は、年月が流れると共に劣化も進んでいきます。
常に外気に晒されている外壁は、雨風の影響も大きく受けてしまい、内装のコンディションは良いのに外壁の状態が悪い、ということも珍しくはありません。
そんな外壁塗装を塗り替えるか、それとも張り替えるかで悩んでいる方もいるでしょう。
それらは、どちらにもメリットとデメリットがあるため一概に断言することはできません。
ただ、現在のスタンダードは塗り替えで、張り替えよりも多い傾向にあります。
外壁塗装の塗り替えと張り替えの費用ですが、基本的には塗り換えのほうがローコストです。
ただ、張り替えのほうが耐久性は高いため、ランニングコストで考えると、張り換えのほうに軍配が上がります。
しかし、現在の住宅塗装などで使用されている塗料は相当進化しており、かつての塗料よりもずっと長持ちするようになりました。
そのため、トータル的な費用で考えても、塗りかえのほうに軍配が上がるのではないでしょうか。
一度にかかる費用も、張り換えのほうが高くついてしまうので、それを考えても、塗りかえのほうが費用の面では安心できます。
塗装業者の選び方ですが、大手の会社ならすべて安心というわけではありません。
大手の塗装企業は、基本的に下請けなどの協力会社に工事を丸投げしていることも多く、トータルでの費用が高くついてしまうこともあるようです。
では、どのような業者を選べば良いのかというと、地域密着型企業が安心といえるでしょう。
地域密着型の会社なら、工事後のアフターケアも綿密に行ってくれ、トラブルにもスピーディな対応をしてくれます。
その地域の気候や風土にマッチした工事を提供することもでき、地域密着型企業のほうが大手に比べて費用面でも安くなることがほとんどです。
これらの理由から総合的に考えると、むやみに大手の企業に工事を依頼するのではなく、その地域に根差した工事を行っている会社に依頼するべきだと考えられます。