外壁塗装は、現在リフォームのメインとなっているものです。
外壁の表面は、日々劣化していっています。
常に風雨にさらされて、紫外線も降り注いでいる状況におかれているので、外壁はゆっくりと日々劣化が進んでいき、そのうち腐食してしまいます。
そうならないために、外壁塗装の塗り替えリフォームのタイミングをしっかり見極めることが大切です。
そのタイミングの基準のひとつとして、「白い粉」があります。
「チョーキング現象」と呼ばれているもので、紫外線によって外壁の塗装がだめになってしまい、白い粉が出てくる現象です。
その粉がチョークの粉のように見えるので、チョーキング現象と呼ばれています。
この粉が出てきたら、外壁塗装塗り替えリフォームのタイミング。
また、藻やカビが発生してしまっているというのもタイミングのひとつです。
チョーキングは太陽光による紫外線が原因ですが、これはその逆。
太陽光がなかなか届かないから、湿度が高くなり発生します。
このチョーキング現象や、苔、藻、カビなどが発生したら、外壁塗装塗り替えのタイミングです。
また、外壁塗装の劣化には順序というものがあります。
まず最初は、壁のツヤがなくなってしまうということ。
はじめはピカピカでつやつやしている塗装ですが、その光沢が落ちてつやが無くなり、その後に色あせがおこります。
鮮やかな色だったのに段々とくすんできたなと思ったら、次の瞬間にはチョーキング現象です。
その次は塗装のはがれで、ここまで来ると明らかに塗り替えが必要です。
でも、そうなってしまってからでは遅いので、塗り替えは早めにしましょう。
外壁塗装の塗り替えタイミングとしては、チョーキング現象が起きて（苔、藻、カビが生えて）から。
もしくは少しひびが入ってきたというのが適切なタイミングと言われています。
自分たちが安心安全で雨風の心配のないところに住んでいる代わりに、外壁が犠牲になっています。
毎日ゆっくりじわじわと劣化していく外壁塗装を塗り替えるというのは、その家に長く住むことができることを意味しているとも言えます。
決して安くはない工賃がかかってきますし、10年程度の期間で定期的に塗り替えをしなければいけないこともあるかもしれません。
ですが、その家に長く安全に安心して暮らすためには、塗り替えリフォームが必要でしょう。
タイミングをしっかりと見極めて、家を綺麗な状態にしてあげましょう。
